G1尼崎センプルカップがもうすぐ開催!
今回注目する競艇のG1競走は『G1尼崎センプルカップ』です。
2018年7月24日(火)~29日(日)の6日間、兵庫の尼崎競艇場にて開催されます。
阪神本線尼崎センタープール前駅が最寄り駅となっていることから『センタープール』⇒『センプル』という名称になったのでしょう。
ときどき勘違いする人がいますが、『尼崎センタープール』という名前のいわゆるプール施設があるわけではないです。
尼崎センタープールはボートレース尼崎のことを指します。
人工池に作られて競艇場のため、水質は淡水で癖は少ないと言われています。
全国でもイン艇が有利な競艇場としても有名です。
1マークと2マークのブイがほぼ一直線になっているので、短い距離でも加速しやすい1号艇が先マイしやすいという特徴があります。
5月に開催されたSG競走のオールスターでも全72レース中、46レースが逃げで決着しています。
一般的に競艇は1号艇が5割程度勝つと言われているので、6割以上が逃げで勝利している尼崎競艇場は明らかにイン有利と言えるでしょう。
逆に、風向きはインに不利な向かい風が多くなっています。
風向き不利でも1号艇が勝利するレースが多いのは、競艇場の形の問題でしょう。
追い風のときには、先マイした1号艇が流れてしまうことがあり、波乱のレースとなります。
尼崎センプルカップでも、追い風のレースは高い払戻金が期待できるでしょう。
地元兵庫の選手が闘志を燃やす
尼崎センプルカップでは、地元兵庫の選手が闘志を燃やしています。
2010年1月の57周年で『吉田俊彦』選手が勝利してから、7回連続で遠征組にタイトルを奪われているのが尼崎センプルカップです。
今回の66周年には地元兵庫の選手が総勢11名エントリーしています。
出走予定の選手の中でも、特に注目したいのが『吉川元浩』選手です。
吉川選手は、2日目第12Rの『ぶるたんドリーム』に1枠での出走が決まっています。
1号艇が強い尼崎競艇場で、見事に勝利を挙げて兵庫レーサーの勢いをつけて欲しいところですね。
直近に出走した一般戦『第13回日刊ゲンダイ杯』では見事に優勝を果たしました。
尼崎のエースとしての活躍に期待したいところです。